事業部代表二人による対談「WEBマーケティング事業部発足にかける想い」


事業部代表二人による対談「WEBマーケティング事業部発足にかける想い」

ソリューション事業部代表とWEBマーケティング事業部代表の事業部代表対談

ユーリンク株式会社はシステム開発会社として、大手企業とのSES契約や受託案件などで成長し、2017年で8期目を迎えられます。

このたび既存事業に加えて「WEBマーケティング事業」を発足させることになったと伺い、ソリューション事業部代表の岩倉さんと、WEBマーケティング事業部代表の能見さんに、新規事業にかけた想いや考えについて伺いました。

 

サービス立案からシステム構築までワンストップで対応。お客様や業界全体の役に立ちたい

– 坂口:今回新事業を立ち上げられた背景をお話いただけますか?

能見
能見
20代後半からWEBマーケティングを専門に、大小さまざまなプロジェクトに携わってきました。今回システム会社の一員となりましたが、これまでは「仕事を発注する側」として、システム開発会社と関わってきました。

様々なプロジェクトをこなしながらいつも感じていたのは、「WEBとシステムって、もっとうまく連携がとれないものか?」「なんとかコストを抑えられないか?」ということ。

もしシステム開発会社にWEBマーケティングの知識と経験があれば、それぞれのプロジェクトがよりスムーズに進むだろうし、密なコミュニケーションによって工数やコストを削減できるのにと、歯がゆい思いをしてきたのです。


岩倉
岩倉
システム開発会社がWEBマーケティングも守備範囲におさめれば、お客様の「こんなことしたい」という声に素早く応えられる。時間的にもコスト的にも効率よくシステムを開発していきたいというのが、新事業発足の狙いです。

システム開発者は「これを作って」と依頼があれば何でも作るんだけど、「何を作るべきか」という発想がないし、仮に何かを作ったとしても、それを「どうやってサービスとして成り立たせるのか」というマーケティングの知識もない。

サービス立案からシステム構築までワンストップで対応できるということは、我々にとって大きな強みとなります。ビジネスチャンスが広がることはもちろんのこと、お客様に大きなメリットを感じていただけるでしょう。

また、同業他社で同じように困っている会社があれば、当社がお手伝いすることでシステム業界全体が活性化していくのではないかと思います。


能見
しかもうちの会社は社長が中国国籍。日本語は日本人より上手だけど。(笑)

私や岩倉さんも海外で活動していたから、システム、WEBマーケティングの知見を多言語で展開していくことができる。これも大きな武器だと考えています。

専門分野の二人が手を組むことで、不可能を可能にしていく

– 坂口:WEBとシステムの連携を成功させる秘訣は何だとお考えですか?

岩倉
システムって必ず「正解」があるじゃないですか。ちょっとでもバグ(不具合)があると動かなかったりエラーになったり。そういうことが許されないのがシステムの世界。お客様から頂いた要望を形にして納品する。とてもわかりやすいビジネスだと思うんです。

かたやWEBは正解がないこともある。でも「戦略通りにやったけど、思うような成果は出ませんでしたね~」なんてことは言いたくない。

だからこそ、できる限り「システム脳」を駆使して、いつでも成果をきちんと出せる企業でありたいと思っています。


能見
確かに。システムとWEBって「数学と国語」みたいですよね。システムだったら「1+1=2」って出る。でもWEBマーケティングの世界は国語みたいで、いろんな解釈ができるし、一つの数式では表せない。新しいツールや手法もどんどん出てくる。

多様な物語を描きつつ、お客様と一緒にハッピーな未来を一緒に見ていきたいですね。


岩倉
私はもともと淡々と仕事をするほうなのですが、「これってどうなの?」「こんなことしてみない?」などと積極的にからんでいこうと思っています!

せっかくスタートするのですから、いろいろおもしろいことをやっていきたいからね。

「何をするか」「成果はどうか」も大事だけど、「誰とするか」がとても重要

– 坂口:お互いの強みをいかしてよりよい成果を上げていくということですね。お二人のお話を伺っていると、すでに強い信頼関係があるようにも感じますが、そこもポイントでしょうか。

能見
人生の多くの時間を仕事に割いているんだから、一緒に働く人はとっても大切だと思います。いい人間関係があるからこそ、安心して意見を出しながら良い仕事ができるし、モチベーションも高く保てる。

ユーリンクではその点、社長も同じスタンスだからありがたいんです。社長と社員の間に大きな壁がなくて、信頼関係があって。「一緒に会社を大きくしていこう」というメッセージが自然と共有されているんですよね。


岩倉
そうですね。一般的なイメージの社長とはちょっと違うかもしれない。

WEBマーケティング事業部も同じような感じで、自分は専門外だし責任者は能見さんだけど、自分も社長もぐいぐい入っていって、フォローしあいながらやっていければサイコウですね。

能見
仕事が楽しいからいい仕事ができるんじゃないかな。ヘロヘロになって体を壊すというのは論外だけど、「仕事が楽しくて時間を忘れる」っていうのは個人的にはアリだと思っていて。

25歳からずっとベンチャー企業に携わって、立ち上げ時の大変さをいつも経験していたからそういう感じが心地いいのかもしれないけど、流行りの「ワークライフバランス」とか、あまり意識したことないかもしれません。ライフがワークだし、ワークがライフだし。(笑)

まあ、自分と同じ感覚の人ばかりじゃないというのも認識しなくてはいけないですけどね。


岩倉
自分も能見さんと同じタイプだし、これまで接してきた人はそういう人が多いような気がするな。

僕は昔、異業種で経営に携わっていたんですけど、その時周りにいた人も同じタイプの人だったかも。仕事のことばっかり考えて、好きだからやっているって感じ。

仕事に対する考え方―「仕事はドラクエ」!?

– 坂口:お二人とも仕事を心から楽しんでいる感じが伝わってきます!

岩倉
そう考えると、仕事ってドラクエみたいじゃないかって思うんです。学校行く前にファミコン立ち上げてドラクエ。学校から帰ってすぐファミコンに直行してドラクエ。(笑)

とにかく「レベルアップ」させるために、時間を見つけてはファミコンに向かっていたような。今の自分にとって、仕事はドラクエと一緒。時間があれば色々なことにチャレンジして、その結果が自分のレベルを上げてくれる。

ゲームより目の前のリアルなゲーム(仕事)をしていた方が、おもしろいし!

能見
リアルドラクエですね。(笑)
レベルアップが保証されていないあたり、大人の世界ではありますけど。

でも確かに仕事で得られる刺激が大きくなってきてからは、仕事以外の刺激なんていつの間にか見向きもしなくなっていたなあ。


岩倉
代表も同じみたいですよ、「仕事が遊び」ってところらへんが。やはり似たものが集まるんですね。(笑)

能見
外から見ても「この会社楽しそう」という会社にしていきたいですよね。

グローバル&自由な思考回路で大きな成果を

– 坂口:ありがとうございます。最後にユーリンクの展望についてお聞かせください。

岩倉
1人称で語れる会社でありたいと思いますね。与えられる仕事をきっちりこなすことは当たり前ですが、「自分が何をしたいか」ということを語れるスタッフの集団であり続けたいです。

重要なのは「自分の頭で考える」こと。「みんながやっている仕事」「いつもの仕事」を100%こなすことは、「いい仕事をしている」とは言えないと思うんです。

与えられた仕事が本当に必要かどうかを自分でしっかり考えて、その上で100%の成果を出す。そうして初めて、自分がしたいことを実現する自由が得られると思うんです。

「仕事だからスーツ」も常識かもしれませんが、これも同じ。TPOに応じて柔軟に、でもメリハリをもつことが大事だと思っています。うちのような仕事はネットワークがあればどこでも仕事が出来ますから、セキュリティ面がクリアできれば社外での仕事も可能です。

社外作業時にスーツを着る必要はありませんが、お客様のところに行くときは信頼感がもてるスーツの着こなしも重要です。

やるべき事が明確になっているからこそある自由。
その自由な社風の中で「自分は何をしたいのか」を追求し続け、どれだけの可能性にチャレンジしていけるか、現在進行形でチャレンジしているかを重視する。そんな会社がいいですよね。


能見
今日はスーツじゃないんだね。(笑)

岩倉
普段の自分を見ていただこうかと。(笑)

能見
自分も同じ意見です。あとは、せっかく海外に通じた人材が経営陣に集まっているんだから、グローバルな視点で仕事に取り組みたい。

実際、中国の企業との話が進んでいますが、海外企業との仕事にどんどん取り組んでいきたいですよね。外国の仕事の仕方や考え方は日本のものと全く違うことがあるので、常識を飛び越えた面白い仕事を手掛けていきたいと思います。


岩倉
中国に出張かあ……。忙しくなりそうだね。(笑)

能見
何事もはじめが肝心。スタートダッシュでいきましょう!

インタビュワー:D&Y株式会社 坂口弥生
撮影:シェアラブル 鈴木

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